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名古屋久屋大通のエンビロンサロン、エイジングルームラヴィーアです。
紫外線のお話でも書きましたが、私たちのお肌に影響を及ぼすのは【紫外線A波】と【紫外線B波】。
これからの季節とくに紫外線B波(UVB)が強くなりますが、どのような対策がいいのでしょうか?
まず一つ目は『日焼け止め』。
たくさんの種類があり、何を選べばいいかわからないですよね。
日焼止めを選ぶ時に大切なことは
■SPFの数値だけで選ばない
■紫外線散乱剤、紫外線吸収剤の配合量
この2つです。
日焼止めのパッケージにあるSPFとPAとは一体何でしょうか?
SPFはサンプロテクションファクターの略で、紫外線B波(UVB)の防止効果を表す目安の数値です。
紫外線に当たって日焼してしまう(炎症をおこしてしまう)まで、個人差はありますがおおよそ15~20分と言われています。
例えばSPF15であれば、その紫外線の影響を15倍遅れさせることができる、ということです。
PAはプロテクショングレイトオブ UVAの略で、紫外線A波(UVA)の防止効果を表す目安の数値です。「+」の数でUAVに対する効果の高さを示しています。
これだけ見ると、SPF50PA+++を選ぶのが一番なのでは?と思われてしまうかもしれません。
でもなぜそんなに遅らせることができるのでしょうか?
それを可能にしているのは、紫外線吸収剤と、紫外線散乱剤です。
紫外線吸収剤は紫外線を吸収する化学物質のことです。
紫外線を吸収すると、肌の上で化学反応を起こし、紫外線が肌に到達するのを遅くさせます。
しかし、肌の上で化学反応が起こるので。負担も大きく肌荒れの原因となることもあります。
また紫外線散乱剤をメインで使っている日焼け止めは「ノンケミカル」と記載されていることがあります。
紫外線を肌の上で反射させる金属を酸化させた粉体や細かい粘土質の粉の物質です。
酸化すると、肌の負担になることもあります。
また天然成分を中心に作る日焼止めはSPF17程度が最高値と言われています。
つまりSPFの値が高ければそれだけ肌に負担がかかっている、ということになります。
肌に負担をかけないためにも、『必要最低限の紫外線防止剤を使う』こと、
そしてその効果を最大限に活かすためにも、
✓こまめに塗り直すこと
✓ムラなく塗り直すこと
が重要になってきます。
日焼止めは時間がたてば効果も薄れますし、肌に触れたり汗をかくことで取れてしまいます。
屋外にいるときは特に塗り直しが必要で、2時間置きが目安です。
またムラのある状態だと、日焼け止めの効果は半減します。紫外線は少しの隙間も見逃しません。
【塗る時のポイント】
額、鼻、両頬、顎、
この5か所においてフェイスライン、生え際に向かって伸ばしていきます。
使用量は製品によっても異なりますが、少し多いかな、と思う量が必要です。
ベタベタするのが嫌だから、と量を少なくしてしまうことのないように気を付けてください。
また忘れがちなのが首と耳の後ろです。
特にに首は
・前はお顔を上にあげて
・後ろはお顔を下に向けて 塗るのがポイントです。
せっかく塗る日焼止め、効果を最大限に引き出していきましょう。
名古屋エンビロンサロン aging room La via
名古屋市東区泉1-21-29 IZUMI ohrinkan205 TEL 0522659155
2019年05月14日