ターンオーバー

名古屋久屋大通りのエンビロンサロン、エイジングルームラヴィーアです。

スキンケアに気を使っている方なら一度は聞いたことのある『ターンオーバー』
実際にどんなものかご存知でしょうか？

肌の一番上の部分「表皮」
基底層・有棘層・顆粒層・角質層の４つで形成されています。
この下に「真皮」と言われる部分があり、
さらにその下には皮下組織があります。

ターンオーバーとは表皮の新陳代謝のことで表皮の一番下の基底層で生まれた細胞が
上にある有棘層・顆粒層・角質層に形を変えながら押し上げられ、垢になって剥がれ落ちるサイクルのことをいいます。

よくターンオーバー=28日と聞きますが、年齢やお肌の状態によって大きく変わります。
人間の身体は20代をピークに代謝が下がっていき、それはお肌も例外ではありません。
ターンオーバーの日数は、あくまでも目安ではありますが
年齢＋12～15日くらいの周期といわれています。

このターンオーバーが乱れた状態になると
●過剰な皮脂分泌（ニキビやべたつき、黒ずみなど）
●くすみ、ごわつき
●シミ

などのトラブルが引き起こされやすくなります。

では具体的にどんなことが原因でターンオーバーは乱れるのでしょうか？

洗いすぎ
スキンケアの基本の一つ『洗顔』や『クレンジング』
毎日行うものだからこそ、洗浄力や肌に与える刺激が強いと
古い角質や汚れだけでなく外部の細菌や刺激などから肌を守るバリアの役割を果たす
皮脂や若き角質まで奪い取ってしまいターンオーバーの乱れに繋がり、皮脂の過剰分泌などの原因になることもあります。

乾燥
ブログでも乾燥肌になる原因は何度かお伝えしてきましたが、
間違った洗顔などで角質を取りすぎるとターンオーバーが早くなり、
未熟なままの肌細胞が角質層で角質となってしまいます。
未熟な角質は水分の保持や肌のバリア機能なども充分ではないので
角質を厚くして肌を守ろうとします。
肌が乾燥すればするほど角質は厚くなり、水分が蒸発しやすくなるだけでなく
古い角質は剥がれ落ちない状態になっていきます。

過剰な皮脂分泌
ベタベタやテカリが気になる状態は皮脂量が多い状態かもしれません。
過剰に皮脂が分泌されている原因は
肌の水分保持機能が低下していて皮脂でカバーしようとしているからです。
ここで保湿を避けるとトラブルが増えることも。
また毛穴が詰まりやすくなることで、ターンオーバーの乱れにつながります。

加齢による代謝の低下
人間の体内には何十兆個もの細胞があり生命維持のための働きをしてくれます。
しかし加齢とともに、細胞は活性酸素などにより酸化しやすくなり、
細胞機能や新陳代謝に低下がみられるようになります。

紫外線
肌老化の8割は光老化、つまり紫外線によるもの。
肌は紫外線を浴びるとダメージを回復するためにターンオーバーを早めようとします。
すると角質が厚くなり、様々なトラブルの原因になります。

これ以外にも、過剰なピーリングやストレス、睡眠不足など様々な原因があります。

ターンオーバーが整えばトラブルの改善はもちろん、くすみやたるみの改善にも繋がります。

エンビロンの主成分であるビタミンAは肌細胞の働きを正常化させターンオーバーを促してくれる働きがあります。

トラブルを抱えたお肌ほどビタミンAは欠かせません。